8月１８日放送 ペテロの葬列 第７話を見て
詐欺師である高越の犯人が判明したところからストーリーは始まります。バスジャックの犯人の老人と接点のある人物が、被害者の中にいたことがわかり、その娘が詐欺師に騙された母のためにも、お金を受け取ってほしいと被害者たちに訴えます。
本来なら、バスジャックなどの事件に遭遇すれば、恐怖でトラウマにでもなりそうなのに、被害者たちの多くが落ち着いていて、犯人から送られてきたと思われる慰謝料を受け取るか受け取らないかという狭間で揺れていました。現金書留ではなく、普通の小包で送られてきていて、その上３００万円から５００万円もの大金なので、私ならどうすればいいかわからず途方にくれてしまうような気がします。被害者の一人一人が、学生であったりシングルマザーであったり、潰れかけている会社を抱えている人であったりとお金が必要である人が多くいる中、それぞれの葛藤と戦っていました。
慰謝料の受け取り問題だけでなく、主人公の杉村に近づく間野、杉村の妻に近づく秘書の橋本と、恋愛事情にも目が離せなくなりそうです。お金を送ってきた人物とは、また事件の真相とは、これからの展開にも期待しています。
