大事なテストで失敗、進路変更に
今週のお題「テスト」
進路コースを決める大事なテストで失敗した苦い思い出話です。どうしても国立で行きたい大学があったのですが、理数ができずこのままではセンターが受験できない状態でした。国公立クラスに入るための大事なテストが高校１年でありました。英語、社会は捨て、理数を死に物狂いで勉強しました。理数が得意な友達も協力してくれ、多分それまでの人生の中でも一番勉強したと思います。
自信を持って臨んだ数学ですが、あれ程やったのにさっぱりわかりません。簡単な計算は解けたものの、文章題はもうどの公式で解けばいいのか、頭は真っ白でした。化学は習ったこと、丸暗記で済む所は解けたものの、応用は全く解けずでした。結果両方とも、３０点に届かず、捨てた英語が９０点以上でした。どう両親に報告していいか途方に暮れてしまいました。すぐに学校、保護者との三者面談がありました。母は来てくれず父が来てくれました。結果を見た父が先生に「私立文系で結構です。」と言い放ちました。帰り道喫茶店でソーダを飲ませてくれながら「無駄な努力はかえって時間とお金の無駄になる。私立で行きたい所に行きなさい。」と言ってくれました。結果私立大にに進みましたが、あの時それでもがんばって国立に行っていたら人生が変わったかもしれないと時々思います。
