花咲舞が黙ってない 第１話 杏、上川隆也
あの一躍ブームとなった「半沢直樹」と同じ原作者の方が書いた作品というのを知り、半沢直樹は見ていなかったのですが興味があり見てみました。
とある銀行の窓口として働いていた主人公の花咲舞（杏）がひょんなことから本店の「臨店」という部署に異動になり、そこで繰り広げられるさまざまな事件に立ち向かっていくというストーリー。
臨店というのは銀行の各支店で起きた不祥事などを指導に行く部署にようで、そもそもそのような仕事があるということを初めて知り、興味深かったです。
地位や権力のない主人公がどんなに偉い人相手だろうが間違っていると思ったことに大しては物怖じせずにはっきりと「間違っている」と言う姿勢が見ていて痛快でした。
人のことをどうしても放っておくことができない情にあふれた主人公を少しお茶目に演じる杏さんが素敵です。
またそんな主人公に「余計なことは絶対にするな」と忠告しつつも結局最後は花咲舞に感化されて手助けをしてしまう、冷めているように見えて実は熱い心を持っていそうな上司を演じる上川隆也さんもドラマをさらに盛り上げていると思います。
もしかしたら女版の半沢直樹のようで、半沢直樹を見ていた人からすると二番煎じのように感じられてしまうかもしれませんが、女性だからこそ感じることや言えることをはっきりと言ってくれそうなので今後も楽しみに見たいと思います。
