「明日、ママがいない」最終話を観て。
何かと話題になった、「明日、ママがいない」。
全9回を終えて、終わり方にも賛否両論がありました。
私は、本来野島伸司さんを始めとする製作陣が伝えたかったストーリーを観たかったです。
世間では、養護施設が悪く書かれているのが問題視されていました。
確かに養護施設で働いてる人からしたら気分の良いものではないかもしれません。
ですが、実際に養護施設で虐待やイジメがあるのも事実。
実際、養護施設出身の人達が「現実はもっと残酷だった」と暴露していたりもします。
私はどちらかというと、このような「表には映らない部分」をもっと積極的に表に出していくべきだと思うのです。
そもそも養護施設なんて場所が存在することが問題でもあります。
親の自分勝手な判断以外の何ものでもありません。
「明日、ママがいない」は、様々な環境で生きてきた子供達が、本当の親と育ての親の間でもがき、それぞれの望む道を歩んで行きました。
もっともっと、親に捨てられた子供達が直面している問題を表現してほしかったです。
子供達の演技は素敵でした。