みんなの芸能ブログ。

みんなで更新する芸能ブログです。

スポンサーリンク

クローザー/シーズン7第7話「家族の問題」感想&あらすじ・タレル死亡の事件についての内部調査などが尾を引いて…(ネタバレ注意)。

クローザー シーズン7 第7話「家族の問題」

この回でも引き続き、タレル死亡の事件についての内部調査などが尾を引いている。
レイダー警部も毎回の事だが、メンバーには嫌われている。職務に忠実で、自分のやるべきことをしているだけなのに、主義主張がチーフのブレンダと異なるがために対立したり嫌われたり、散々だ。
レイダー警部が重犯罪課のチーフになる、この作品のスピンオフの「メイジャー・クライム」では、初めてこの人物の内面が深く描かれている気がする。そちらのスピンオフも見ているからか、この重犯罪課のメンバーやブレンダからの扱いの酷さには、同情してしまう。

今回の事件では、あわやメンバー内から怪我人や死人が出そうな展開だった。基本的に作中でメンバー達が発砲するケースが少ないからか、今回の銃撃戦は冷や冷やした。
そんな視聴者の心境と重なるようにブレンダも動揺しているようで、その様子がまたタレル事件の影響の一部のような気がする。
ただ、今回の中でサンチェスの言葉は胸に痛かった。
「もしタレルがあの時死ななかったら、奴はまた同じことを繰り返して人を殺していた。そうしたら、この重犯罪課がまた訴えられましたよ。どうして殺人犯を野放しにしたんだって」
確かにサンチェスの言葉はその通りで、タレルが殺人犯だと思わなかったからこそ、ブレンダは証人保護と司法取引を持ちかけたわけなのだが。その結果罪に問われなくなったタレルが、また同じように殺人を犯すのは時間の問題だっただろう。
だが、タレルが死んで良かった、というわけでもない。そんなに単純では無いのだ。
このテーマはシーズン7の間中ずっと付きまとう、重い現実だと感じる。