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トリック完結編/映画感想・仲間、阿部のかけあい、バカバカしい小ネタ…(ネタバレ注意)。

TRICK(トリック) このドラマは当初本当に期待されていなかった

先日、トリック完結編の映画を観てきました。トリックらしい、非常に良い完結編でした。懐かしくなったので最初の頃のドラマシリーズを見直しました。仲間、阿部のかけあい、バカバカしい小ネタ、今観ても面白いかったです。リアルタイムで観ていた当時を思い出しました。

このドラマは最初のシリーズが金曜の23時から放送していました。当時は23時台にドラマを放送していることすら珍しく、出演者も当時は無名だったので観ている人が本当に少なかったんです。ネットの感想も「家族に隠れてこっそり観てクスクス笑ってる」とか「続編はないだろうが、実験的なカルトドラマとして密かに語り継がれるだろう」みたいな意見ばかりでした。だから、続編が作られたり映画化が決定するたびに、当初から観ていた人達にとっては奇跡の連続でした。本当にここまで多くの人に受け入れられるとは思わなかったんです。シリアスなサスペンス話の最中にどんどん小ネタを入れてくるという手法自体珍しかったので。今では23時以降に実験的なドラマをやるということが当たり前になってきていますが、それもトリックの成功が大きかったのだと思います。そして、リアルでも全聾の天才作曲家と思われていた人がゴーストライターだった、という事件も起きています。まさにトリックに出てきそうなエピソードで、事実は小説より奇なり、と思いました。