Dr.Dmat 第6話「余命なき緊急手術」
毎回命について考えさせられるドラマです。
どの命を優先するのか、どうすることが自分にとって必要なのかをドラマの中で描いています。
特にいつもは面白い役回りでドラマなどに出ている佐藤二朗さんが、男性なのに心が女性な感じで緊張するドラマの内容で大活躍している感じがします。
数回前の回で足の切断ができなかった主人公が、自分がそのあと何度も「その時」のために練習を重ねた足の切断をするという内容。
しかもその切断する人が末期のガンで、今死ねが保険金が下りて家族にお金を残し、工場も立て直せるという、何とも切ない内容でした。それでも最後に家族は、「切断してください」とお願いをして、病院に運ぶというストーリー。本当だったらお金があれば立て直せるのに、やはり命を優先することを選ぶ家族。人間の生き方と、死を目前にした家族の心情を上手に表した内容だったと思います。
