CRISIS公安機動捜査隊特捜班は抜群のアクションで魅了されました。
小栗旬さんの主演で、公安の活躍を描いた連続ドラマでしたが、アクションとハードなストーリー、そして謎のラストがとてもよかったです。
アクションに関しては、小栗さんだけでなくレギュラー陣の皆さんがこれに果敢にチャレンジされており、付け焼き刃的なものではなく本格な内容でした。特に、カルト教団を隠れ蓑にしたテログループの本拠にたった５人だけでまさに殴りこみのように乱入するシーンがあったのですが、８分位だったでしょうか、ワンカット長回しでの格闘の連続には驚きました。相手の中には本物のプロレスラーの人も混じっていて迫力がありました。
ストーリーもリアルさを追求していて、最近の警察ドラマに多い白黒のはっきりしない話が多かったですが、それがリアルさを感じさせるのです。テロ犯確保に必死になる刑事たちも政治家にいいように使われる駒みたいになっていて、現実もそんなものなのかなと思わされます。
最終回ではそんな駒扱いにされている自分達の現状に反発するかのような動きをレギュラー陣が皆見せていました。新たなテロが発生したと思わせるニュース速報が流れて最終回が終わりとなったのですが、一体何なの、誰がテロを起こしたの、続編あるの、と期待を持たせたままのエンディングでした。
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