22年目の告白-私が殺人犯です- 息が苦しくなるほど想像出来ない展開だった
もともとミステリーやサスペンスものが好きで、さらに藤原竜也も大好きで、これは観るしかない！って思って見に行った。
最初は、殺人を犯しといて時効になったからとノコノコ世間に出てきてそれを売りにしてるなんて有り得ない、曾根崎のこと曾根様とか呼んでキャーキャーいう人たちが理解できない！って思って反対の立場にいたけど、まさか、曾根崎が犯人ではなく里香の婚約者の拓巳で、牧村とグルだったなんて、騙されたって感じだった。藤原竜也のあの狂気的な演技と伊藤英明の憎みの視線にはまんまとやられた。しかも仙堂が真犯人だったのにも驚いた。また、仙堂が本当は時効成立していないことに気づいたシーンもハッとさせられた。東京タワーのライトアップで里香の殺害は日が過ぎていることが分かるなんて検討もつかなかったし、この読めない感じがミステリーって感じで1番面白い部分だった。所々で殺害シーンが出てきて、特に里香の殺害シーンは見ていられないほどハッキリとリアルに撮られていて苦しくなった。過去最高に観ているのがつらい内容だったけれど過去最高に面白いミステリー映画だった。
