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映画感想レビュー「ロード・オブ・ドッグタウン」評価ネタバレ注意『やんちゃな少年達がスケートボードを通して世界的に有名になる実話』。 #MOVIE

ロード・オブ・ザ・ドッグタウン 全ての20代に見て欲しい一本。

映画には何を求めるだろうか。感動的なストーリー、ハラハラする展開、ド派手なアクション、美しい映像、、、映画に求めるものは幅広く、数々の映画が世に名を残している。

今回紹介する映画は、やんちゃな少年達がスケートボードを通して世界的に有名になる実話に基づいた青春群像劇だ。アイヴァ、ジェイ、ステイシーという後世に名を残した伝説のスケートボーダーたちの物語。舞台は1970年代のカリフォルニアの小さな街、ドッグタウン。この時代の西海岸はスケートボードブーム全盛期であり、ファッションもストリート、サーフ系よりで音楽もロック全盛期という最高にクールな時代である。

この映画は、70年代の西海岸の雰囲気を味わうのにとても有効的な映画だ。サーフィンできっしきしなロングの金髪にラフなTシャツ、履き潰したゆるいデニム。鮮やかな日差しにクラシックな車やイートイン。BGMは70年代を象徴する音楽たち。はだけたシャツにサングラスでビールやタバコを吸う登場人物がそのルードな雰囲気にさらにアクセントを加える。

経済が成長し、情報社会となった現代の日本人はコンプラを気にしすぎるあまり優等生が増えすぎているように思う。ノームコアや、カワイイ格好した男がもてはやされているのもその象徴だと思っている。当たり障りのない発言や格好で、周りに溶け込み、かっこよさよりも周りとの調和と無難を優先した日本人にとって、この映画は若い頃にあったエネルギッシュな気持ちや、今の若者に足りないように見える狂乱的なパワーを思い出さしてくれる映画であろう。