前代未聞の映画、韓国のビューティ・インサイド
この映画は一般的な恋愛ものですが、おそらく今までにこんな設定は存在しなかったでしょう。それは主人公が夜寝て朝起きると違う人物に変わっているということです。性別・年齢・国籍も変わるので、男女が入れ替わったり老人になったり、また欧米人になったりします。実に新しいですよね。
もし自分の身にこのよいなことが起きたら生きていけないと思います。本作では主人公に要した人物は123人もいるということも驚きです。一瞬しか出演していないキャストは一体いくら貰えるのだろうと気になってしまいます。日本からは上野樹里さんが出演しており、数分だけヒロインと会話していました。あらすじだけを聞いた人は、主人公がコロコロ変わったら恋愛なんかできないと思うでしょうが、そこがこの映画の見所だと思います。ヒロイン役はハン・ヒョジュさんが演じています。わたしが個人的にタイプだったということもありますが、素晴らしい演技を見せます。毎日顔が変わる主人公に困惑しているところは必見です。韓国映画の中では名作に入るのではないかと思いました。
