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映画感想レビュー「ボクは坊さん。」評価ネタバレ注意・伊藤淳史が演じる主人公は、大学を出た後本屋で働いていたけれど、生まれた家がお寺。 #MOVIE

お坊さんだからといって考えることは一般人と一緒なんだってこと。

『ボクは坊さん。』という2015年の映画をDVDで借りてきて鑑賞した。最近宗教的なことに興味があり、仏教、キリスト教、イスラム教、と特に宗教問わず、それぞれの宗派の教えを学んでみたいという気持ちがあったからである。
伊藤淳史が演じる主人公は、大学を出た後本屋で働いていたけれど、生まれた家がお寺。住職をしていた祖父が亡くなり、住職を継ぎお坊さんとして人間として成長していく、という物語である。大学では、高野山大学で密教を学んでおり、将来自分の家を継ぐ、という選択肢が彼のなかにあったものと思われるが、卒業してしばらくは「普通の仕事」に就いていた。大学の同級生では同じく一般企業に勤める友人もいれば、寺に入ってお坊さんの仕事に就いている友人もいる。彼らといるときは、修行僧であることもお坊さんであることも関係なく、わたしたちと同じように過ごす人間。車も乗れば好きな異性もいる。お酒だって飲んで酔っ払う(これは、表現としては正直いいのかな?と思った点であるがきっと実際はそんなものなのだろう)。
新任の坊さんとして未熟な彼は祖父を慕う檀家さんからお叱りを受けてしまうなど悩むわけであるが、そこは一般企業に勤める若者と一緒。お坊さんになったから偉いわけではない、お坊さんにも人生の先輩がいて、指導を受ける。私たちは教えを請いたくてお寺へ行くわけだが、そこにいるのは結局仏でもなんでもなく、わたしたちと同じこの世を生きる人間なのだ。物語としてはべたな単調な流れであったが、人の人生に寄り添うことのできる場所としての寺、という位置づけがわかるようになっており、少しお寺というものが身近に感じられるようになった。

ありがとう寄稿。

期待を裏切られたというのが映画を観た感想です。主人公の演技が下手なわけではないのですが、何故か興奮と感動がなく、なにより心に残らない映画でした。

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