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感想・書評「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 1 恋のドレスとつぼみの淑女:青木祐子」ネタバレ注意・ギリスを舞台に、仕立て屋で働く二人の少女と彼女を取り巻く社交界に属する貴族たちを中心としたロマンス物語(レビュー)。 #読書

【ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 1 恋のドレスとつぼみの淑女】 青木祐子

 私がこの本を選んだのはヴィクトリア朝時代のイギリスの歴史に関心があったからです。
 現在ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズは29巻まで発売されていて、本書は記念すべき第1巻となっています。
 この本の内容はヴィクトリア朝のイギリスを舞台に、仕立て屋で働く二人の少女と彼女を取り巻く社交界に属する貴族たちを中心としたロマンス物語です。
 1巻である恋のドレスとつぼみの淑女は最初の巻ということもあって各登場人物の紹介や性格描写、そして町の描写に重点が置かれています。
 私がこの本の中で特に気に入ったのは、たいていのロマンス小説が貴族生活中心の描写が圧倒的に多いのに対して、この本は仕立て屋という貧しい階級の生活が書かれていることと、仕立て屋で働く二人の少女も貴族たちとかかわることで絶妙な感覚が味わえることです。
 そして作中に出てくる食事もおいしそうです。(ローストビーフとか)
 まだまだ1巻ということであと28巻をがんばって読み進めていきたいと思います。

今日のブログ飯☆(目が覚めると悪夢)

ペコムズをあまり信頼していないように見えるペドロが少し引っかかりました。ゾウを出る時に何かあったのではないかと思いました。

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