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聖者の行進/最終回・結末の感想ネタバレ注意!あらすじ・いしだ壱成は本当に素晴らしい役者だと思う…。 #テレビドラマ

聖者の行進・最後の審判・魅力的な俳優たち

知的障害者の労働者たちと工場で彼らを雇う雇用者。これまでに上手く話すことが出来ないことをいいこと彼らに暴力と見えない暴力をふるってきた雇用者たち。雇用者のうち社長の甥は雇用者の1人に殺され報いを受ける。社長は裁判沙汰まで追い込まれるが無罪判決。が、妻子に逃げられ一人孤独になる。最後、火事になった自分の工場で死を迎える。この時主人公の永遠が助けに行って一緒に閉じ込められるが、社長はマンホールの下に永遠を避難させる。

社長と甥っ子の悪態は回を増すごとに過激になり、本当に不愉快になった。その演技が物凄い魅力的。今のドラマでは見られない日常でありうる暴力のリアリティー。そんな彼らに対して純粋無垢な永遠たち。このいしだ壱成の演技がとても好きだ。暴力を振るわれたタエ子のためにいかりや長介ふんする弁護士に裁判所での証言の答え方を猛特訓されるのだが、もうそこは前に乗り出して応援したくなる。頑張れ永遠。練習ではうまくいったものの本番で邪魔され、大事な証言のセリフが飛んでしまいは無罪。くっそーと思わず言ってしまう。しかし最後は違う形で社長は報いを受ける。最終回まで憎い思いでしか社長を見ていなかったが、ここまで来て思い返していくと、社長も辛かった。寂しかったのかと思う。でもやっていいことと悪いことがある。全てが終わったあと彼らはコンサートを開く。最後に永遠とアリスが再会する(幻想)シーンはジーンくる。キャラがはっきりしているようだけど、それぞれの善悪の迷いに対する思いが所々感じられるのがいい。綺麗事にしないこの作品はずっと心に残ってます。いしだ壱成は本当に素晴らしい役者だと思う。