「デート～恋とはどんなものかしら～」第６話
今回はやや今までの回よりも若干テンポが悪いように感じました。演出家の方が変わったからか、との見方もありますが、今までよりも伏線や小細工、コミカルなエピソードなどもかなり少なくなっていたように思います。特にチビ依子の父への気遣いや依子のお雑煮を食べて号泣するシーンには泣けました。
サイボーグのような依子が子どものように泣きながらお雑煮を食べる姿を、少し愛おしそう？に見つめる巧。おそらくここで巧は気持ちを揺さぶられたのでしょう。後の初詣での絵馬の願い事にもそのことが影響しているように感じました。唯一の悪ふざけが蛇の太郎。鍋で湯だった可愛そうな太郎に依子が蘇生措置を施し、鷲尾くんが動物病院へ連れていくまでのドタバタは、こんなことあるわけないと心の中でツッコミつつも大いに笑えました。そしてつくづく損な役回りの鷲尾君。完全無欠の好青年の鷲尾君の救いのない音痴という弱点まで露呈してしまい、本当に気の毒です。藪下家のお雑煮の再現の謎の真相は、最後までわかりませんでしたが、まさか、太郎からいい出汁がでていい塩梅になった ということはないでしょうね･･･？瑣末なことですが、同じお鍋使ってないよね･･･と少し気になりました。
