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少女革命ウテナ最終回「いつか一緒に輝いて」ネタバレ注意!アニメ最終回感想&あらすじ・王子さまになりきれない…。 #ANIME

少女革命ウテナ最終回「いつか一緒に輝いて」・感想

一番記憶に残ったアニメ『少女革命ウテナ』の最終回について、情熱のままに感想を書いていこうと思います!
とはいっても、表現が象徴的過ぎて難解な部分もあるので、そのあたりの解釈についてはご容赦くださいね。

リアルタイムで見ていた少女たちにとって憧れの王子さまであったウテナが「王子さまになりきれない」という事実がはっきり示された最終回。

暁生と付き合い出した時点で「ウテナ様」感は薄れていたとはいえ、色んな相手をかっこよく決闘で下してきたウテナがそんな風に言われるなんてかなり……衝撃的でした。
「薔薇の花嫁」の呪縛から逃れられずウテナを刺し、憂いを帯びた目でドレスの裾を翻すアンシーは、不思議なくらい魅力的です。
個人的に、髪を下ろしたアンシーが好きで、ドレスアップバージョンはあんまり好きではなかったのですが……ドキッとするシーンでした。

しかし、ウテナは諦めず、本物の王子さまだった暁生にも開けられない扉を開け放ちます。

そこには……姫宮アンシーが。
そこでウテナは「やっと会えた」と声をかけます。
『少女革命ウテナ』の中で最も二人が美しく描かれているシーンではないでしょうか。
この場面、意味深なのはアンシーがいるのが『棺』になっていること。棺と言えば、ウテナが両親を失った悲しみのあまり棺に入っていたというエピソードと被りますね。

そして、『王子さま』がなし得なかった『魔女』の解放をウテナはやってのけるのです。
個人的な解釈ですが、ここでウテナがアンシーを救えたのは『王子と魔女』という役割を演じることなく『対等の存在』として手を差しのべたからなのだと思います。

かくして、王子さまと魔女という役割に支配された学園からウテナは消えて、存在そのものも忘れられます。
しかし、ウテナをはっきりと覚えているアンシーは、暁生をおいて学園から出ていくことになります。今度はアンシーがウテナを探して。
このときのアンシーが格好いいですね。
「王子さまごっこしていてください」
これを暁生に言えたこと。それが気持ちいい!

この最終回にはいろいろな見方があると思います。
表面に表れているのは「王子様とお姫様」が全ての世界、ジェンダー的世界からの開放。このアニメをみている人たちの意識の革命、という側面。
また、キャラクターの背景を深読みすれば、この物語はウテナによるウテナの救済とも読めます。棺にいるアンシー=過去のウテナという、読みです。映画版ではさらにその側面が強調されていたようにも思います。

いろんな解釈ができる『少女革命ウテナ』。
毎回の演出も面白く、はまる人はまちがいなく夢中になれる作品です。

ありがとう寄稿。

[生活・人生][育児][ありがとう寄稿]子供がいない、というか、独身なので、よくわからない世界。。

[生活・人生][育児][ありがとう寄稿]子供には、乾燥一つが大問題になるんだなー。

[食][生活・人生][ありがとう寄稿]ペットを飼ってないんで、知らなかった世界。手作りペットフードってあるんですね。