アナザースカイ 10/24放送分
毎回様々な芸能人が、思い入れのある海外の地へ旅する番組。
この回は芸人の陣内智則が、歴史あるラスベガスの劇場で自分の力を試す挑戦をする。
陣内智則といえば多くの人がそうであるように、格差婚からの浮気、スピード離婚のイメージを持っていた。最近ではそのマイナスイメージを逆手に売れてきた感さえある。
しかし、番組の中での彼は、純粋に言葉の通じない、笑いの種類も違う海外で自分の力を試したいという情熱にあふれた男性に映った。ショー本番までの１からの英語練習から、舞台裏の緊張など、普段テレビでは見せない真剣な表情が印象的だった。ショーの観客は収容人数に収まらず立ち見がでる程で、しかも最後はスタンディングオベーションという大成功で幕を閉じる。
陣内が最後に観客に涙ながらにお礼を言う所にもらい泣き（かなり号泣）してしまった。でも、その涙は安堵の感情だけではなく、あれだけ練習したのに、所々失敗してしまった悔しさも混じっているとスタジオで語っていた。テレビに出てくる人って、見えない所での努力や、ストイックな部分がもの凄いんだなと改めて感じてしまった。彼に対するマイナスイメージは全くなくなり、なんだか素直に前向きな気持ちになれた回だった。
