ソードアート・オンラインII 17話「エクスキャリバー」
今回の17話「エクスキャリバー」は第15話から始まったエクスキャリバー編の最終話である。前回から主人公のキリトらとラスボスである巨人の王との戦いが始まったわけだが、巨人の王の圧倒的なサイズ感に驚く。巨人の王のすねまで程度の大きさしかないキリトらが、その圧倒的に大きい巨人と戦うさまはハラハラさせられた。
ソードアートオンラインの世界では、ボスのHPゲージが残りわずかになると攻撃パターンが変わる。実際、巨人の王も残りHPがゲージ2本になった時、激しい氷のブレスを吐いてきた。その攻撃に耐えるキリトらの根性は見上げたものだ。最終的には巨人の王を倒せたのだが、その結末にも驚きがあった。前回から仲間としてパーティー加わっていたNPCフレイヤが探していた宝「雷鎚ミョルニル」を手にしたとたん、フライヤはトールという男の巨人に姿を変えた。あのフレイヤのかわいかった面影はどこにいってしまったのだろうと思ったが、トールのおかげで巨人の王を倒せたのだからある意味いい演出だったかと今では感じる。
クエストをクリアしたキリトらはエクスキャリバーを引き抜くことで豊かな自然を取り戻した。クエストの報酬として手に入れた伝説の武器エクスキャリバーをキリトが使う日が待ち遠しい限りだ。