夏は親戚が集まって、昔話を楽しむのが習慣です
今週のお題「ふるさと・夏」
小学生の頃は、お盆休みには必ず1週間程佐渡に行っていました。母親の実家があり、親戚も多くいるからです。
私たち一家が行くと、近くに住む従兄弟や叔母達、どんな関係かよくわからない親戚が実家に集まります。海の近くの田舎なので皆で海水浴をし、祖父が摂ったサザエやアワビでバーベキューをして花火、夜は肝試し、とイベント満載のお盆でした。
そのなかでも、私が毎年楽しかったのは夜の宴会です。村中が母の実家に集まり、毎晩料理やお酒を持ち寄り賑やかにしていました。私は小学生だったので、お酒は飲めないし、変なおつまみは食べられなかったのですが、その雰囲気が大好きでした。東京では見られない、大人たちのはっちゃけた笑顔。不思議とそんな場所が落ち着く事もありました。
今ではその時の子供たちは大人になり、結婚して自分の家族を連れてきています。毎年全員が一度に集まれなくはなりました。しかし私たちもお酒を飲み、大人のおしゃべりに交じれるようになりました。子供達が大きくなってもまた佐渡に通って、この夏の雰囲気を忘れないでいって欲しいと思っています。
