ＧＲＩＭＭ／グリム シーズン２ 第４話「死を乗り越えて」
前話に引き続き、少しニックとジュリエットに進展が有ったように見えて、ちょっと安心した。
だが、その一方でシーズン１でも出てきた指名手配犯のブルットバットのアンジェリーナが再登場。しかも登場するなり人を殺してしまった挙句に、なんとモンローの殺害を依頼されてしまう。アンジェリーナのような人を見ると、自らハプニングを招いているようにも見えるし、それを楽しんでいるようにも見える。ある意味で、自業自得にも思える。
だが、今回はモンローの事を案じてくれただけ、マシなのだろうか。彼女の最期の行動を想うと、彼女にも彼女なりの良心とモラルがあったと信じたい。
あと、ヴェッセンの薬が今や何でもありに思えてきて、最早何に驚いて突っ込めばいいのか分からないレベルに達している気がするのは気のせいだろうか。
しかし、モンローが狙われた原因がニックにあるとなると、敵対する王家に関する連中がそろそろグリムであるニックのことを放っておかなくなったと言うことだろうか。
今回刺客を差し向けたのが、王家の末裔であるレナード警部の知人女性であることからも、王家がグリムの事に本格的に乗り出したと言うことなのかもしれない。しかし、レナード警部はなるべくニックに手を出したくないと考えている節もあるし、王家の中でもグリムに対しての認識が異なるのかもしれない。ヴェッセンの中にも、今ではニックに協力してくれる者も多くなっているし、もしかしたらグリムとしての教育を今まで受けてこなかったニックに、何か期待をしているのかもしれない。
どちらにしても、今後の王家の動きはますます不穏になるだろうし、気になるところだ。
