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Major Crimes(メジャークライムス)重大犯罪課シーズン2/第6話「男か女か」感想&あらすじ・被害者は、13歳の性同一性障害の身体は少年、精神は少女…(ネタバレ注意)。

Major Crimes 重大犯罪課 シーズン2 第6話「男か女か」

今回の事件の被害者は、13歳の性同一性障害の身体は少年、精神は少女。
興味深かったのは、警察と言う立場でも扱いの難しいだろうこの被害者に、メンバー皆が同情的だったこと。
皆が殺されたこの幼い被害者の事を憐れんでいるように感じた。
特に、いつもは冷たい態度を取る監察医も、今回は妙に優しかった。監察医本人がゲイと言う設定もあってか、検視台の上の被害者の頭を優しく撫でるシーンが妙に印象深く残っている。

そんな中、やはり目についたのが検察のエマだ。いくら死体が苦手だろうと、直視することもしない。
だからプロベンザにまで「大人になってこの二枚の写真を良く見ろ」とまで言われるのだ。
この被害者に対する態度は、被害者の両親に対しても違和感をおぼえるものだった。
私の感覚では、男子として生まれた被害者が小学校一年生の時に性同一性障害と認められ、以来少女として生活しているわけだが、父親の方が「娘」に対してとても協力的で理解を示していた。一方で母親の方が「息子として育てておけば、問題も起きなかった」と口にする。
ある意味では、母親も子供を守ろうとする愛情深さ故にも見えるのだが、母親が味方に付かないというのが意外に感じた。こういうことには、母親の方が理解を示す気がしていたから。
アメリカと日本では感じ方に違いがあるのかもしれないが、事件の内容とその殺害動機からも、やるせない悲しいものだ。
最後にレイダー警部が涙を浮かべていたのも、理解が出来る。