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BreakingBad(ブレイキング・バッド)シーズン5第二話/感想&あらすじ・前シーズンの最後でとうとうガスを殺したウォルターが…(ネタバレ注意)。

BreakingBad(ブレイキング・バッド)シーズン5第二話再始動に向かって

前シーズンの最後でとうとうガスを殺したウォルターが、証拠の隠滅も済ませ、していなかったクリスタルメスの製造を再開するために動きはじめる話です。
このドラマの一貫しておもしろいところは、「シリアスの中のおかしさ」。シリーズ通してとてもシリアスで、暗いと言えば暗いドラマがブレイキングバッドだと思います。しかし、ふとしたところにふとした笑いが込められています。砂漠でシャツとパンツ一丁で仁王立ちするおやじ、家の屋根の上に乗るピザ。直しても直しても、何度も割られる車のフロントガラス。などなど。

このエピソードでは、冒頭に初老のおじいちゃんが、チキンナゲットみたいなものを、お皿に綺麗に盛られた様々なソースにつけて食べています。
目の前では製品開発部と思われる白衣を着た人達が説明しています。「こちらはハニーマスタードです…」とか、「それは新しい商品で…」なんたらとか。しかし、おじいちゃんは何も聞いていない。どこかうつろな目でひたすら食べている。研究員の冗談も無視し、何もいわない。最終的には何もつけずに食べる。食べる。食べる。
もちろん、なぜこんな事をしてるか不思議ですが、このおじいちゃんの立場がわかると自ずと理解できるんです。この、ところ変わればコメディとも言えることが、まじめの中で行われていると。それがおもしろい。
このエピソードでは、ほんとは悪人なの?って疑いたくなるようなウォルターが出てきたり、凄腕おじいちゃんマイクも活躍します。
やめればいいのにやめられない覚せい剤作りが、これからどうなるのか楽しみにしてくれる話でした。