みんなの芸能ブログ。

みんなで更新する芸能ブログです。

スポンサーリンク

花嫁のれん第59話/感想&あらすじ・奈緒子の女将襲名披露を控え、志乃が「女将の仕事を全て奈緒子に任せる」作戦に…(ネタバレ注意)。

花嫁のれん第59話 姑、志乃の旅館と嫁奈緒子への想いがつまった昼ドラ

ごきげんようの後に何と無くチャンネルをそのままにしていたら、おやおや何だか面白いぞ、と進んで見始めた「花嫁のれん」。ネット検索をかけてみると、なんと今回がシリーズ3らしい!実は人気の昼ドラの様子だが、それもわかる気がする。だってこの昼ドラ、嫁姑問題を軸にしたストーリーなのだが、ドロドロもピリピリもしていない、ほんわか人間関係が描かれているのだから。

金沢の老舗旅館かぐら屋の大女将志乃(野際陽子)と、嫁の奈緒子(羽田美智子)が、大女将-若女将&姑-嫁という立場でお互いの意地を張り合っていくのだが、事あるごとに「嫁姑休戦条約」を結んだり「誉め殺し作戦」に出て見たり…この二人、本当に張り合う気があるのか?と思ってしまうような、ほんわかケンカを繰り広げていく。そしてこの二人をハラハラしながらも暖かく見守る家族。うーん、お昼ご飯後の休憩時間にぴったりのあったかドラマである。何故こんなにもほんわかで後味スッキリなドラマなのか?それはやはり、嫁姑関係がなんだかんだで良好だからだろう。いつも奈緒子のことを「えんじょ者(方言で"他所から来た")嫁」と呼びながらも、老舗旅館の女将として奈緒子を頼りにする志乃。志乃の攻撃に頭を悩ませながらも志乃を尊敬し、目標とする奈緒子。俗に言う嫁姑問題とは少し異なる、なんとも思いやりに溢れた関係なのである。こんな嫁姑関係なら申し分ない…と思う奥様方は沢山いるだろう。そんなお気楽劇であるが、老舗旅館のプライドを守る様はお見事。近年システマチックになったホテルとは180度異なり、「あちらのお客様は喉が痛そうでしたので、喉越しの良い献立に変えましょう」「こちらのお客様は山へ登りにいかれるので、おにぎりをお持ちいただいて下さい」等、お客様への対応が天下一品。「THE 日本のおもてなし」である。このドラマを通して、日本人よ、いつも安いビジネスホテルに泊まっていないで日本の伝統文化である旅館をもっと知るべきだ!と大切な自国文化に気づいたのである。さて、今週でラストを迎える花嫁のれんの第59話。今回は、奈緒子の女将襲名披露を控え、志乃が「女将の仕事を全て奈緒子に任せる」作戦に出る。どうやら志乃は、本当のおもてなしとは何かを奈緒子に見つけて欲しいらしいが、果たして奈緒子は志乃の期待に応えることが出来るのか…?日本茶をすすりながら、かぐら屋の今後を見守りたいところである。