映画「さようなら」の中で、アンドロイドは演劇の夢を見るか
2015年に発表された深田晃司監督による映画です。日本を代表する劇作家でもある平田オリザと、ロボット工学者の石黒浩がコラボレーションしたアンドロイド演劇が原作になっています。人間とアンドロイドがスクリーンの中で会話をしている奇妙な映画になっており、これからの創作活動の可能性についても考えさせられました。
2015年に発表された深田晃司監督による映画です。日本を代表する劇作家でもある平田オリザと、ロボット工学者の石黒浩がコラボレーションしたアンドロイド演劇が原作になっています。人間とアンドロイドがスクリーンの中で会話をしている奇妙な映画になっており、これからの創作活動の可能性についても考えさせられました。
2017年の3月に劇場公開されたカメラマンとして活躍している石川梵のドキュメンタリー映画です。2015年の4月25日に発生したネパール大地震では、一瞬で9000人の命が奪われてしまいました。ネパールの美しい風景や優しさあふれる人たちの姿を撮り続けて生きた監督は、東日本大震災の傷痕が残る日本の中で心を痛めていきます。
カンヌ国際映画祭でも毎年のように高い評価を受けている河瀨直美監督による2017年劇場公開された作品になります。視聴覚障害者のために映画の中の登場人物の動作や風景を伝えていく、音声ガイドの仕事の大切さを感じることができる映画になっています。
2016年劇場公開された真利子哲也監督による衝撃的な作品になります。物語の始まりは愛媛県松山市の静かな雰囲気がただよう港町で、ストーリーは徐々に熱を帯びて加速していきます。毎日のように喧嘩に明け暮れている主人公の泰良は全編を通じてほとんど言葉を発していないので、その心中は映画を見ている観客が自分で押して図るしかありません。
1995年に製作された今関あきよし監督によるファンタジー映画になっています。
山下敦弘監督による2016年11月3日劇場公開されたホームコメディになっています。原作は芥川賞作家の北杜夫によるユーモアセンスたっぷりに描かれている小説で、原作のイメージを損なうことなく映画化されているのが嬉しかったです。
森義隆監督による2016年11月19日に劇場公開された実話を映画化したストーリーです。幼いころから腎臓の難病であるネクローシスに苦しんで入退院を繰り返してきた主人公の孤独が、松山ケンイチの迫真の演技から伝わってくる映画になっています。
2016年10月8日劇場公開された三島有紀子監督によるミステリーです。原作は湊かなえによるベストセラーで、小説の中に秘められているダークな世界観が見事にスクリーンの中で再現されていました。物語のふたりのヒロインに扮している本田翼と山本美月の、新鮮なイメージで息の合った演技が印象的でした。
2015年11月7日に公開された瀧本智行監督のクライムエンターテインメントになります。原作は伊坂幸太郎によるベストセラーで、原作の小説のイメージを壊すことのない配役が嬉しかったです。
昨年、シンゴジラを見た影響で昔のゴジラの映画を見たくなったので子供の頃に見た「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」をもう一度見たくなったのでDVDで見ました。この映画は子供の頃に見たときは凄く怖かった映画ですが、大人になった今見てみると当時では分からなかったことが色々と分かりとても面白かったです。
昨年の夏に映画館で鑑賞しましたが、時間が空いてからテレビで見たらどうなるのかを知りたくて2回目を観ました。ゴジラシリーズは過去何回か観ましたが内容については記憶がなく、知識もあまりなかったのですが、シリーズが一新されて監督も庵野秀明さんということで期待していました。昨年の夏に話題になっていたことと周りが絶賛していたので見に行ったことを覚えています。
ペドロ・アルモドバル監督による2016年公開のスペイン映画になっています。原作は2013年にノーベル文学賞を受賞したことでも有名なアリス・マンローの連作短編で、監督は3つの短編小説に大胆なアレンジを加えてひとつのストーリーにまとめています。
2016年製作のスザンナ・ホワイト監督によるスパイ映画になっています。原作者はMI6に勤務していたこともあるというジョン・ル・カレで、豊富な経験が作品の中にも息づいています。
前作「転がれ!たま子」から12年ぶりの新作となる新藤風監督の映画です。沖縄県の慶良間諸島の豊かな自然に囲まれている小さな島の風景が美しく伝わってきました。東京からやってきたヴァイオリニストと、島の子供たちのコンサートを通しての交流には心あたたまるものを感じました。
2017年の5月26日に公開された吉田大八監督の映画です。原作は三島由紀夫の小説で、当時はアメリカとソ連の対立や原水爆実験が世界的な問題になっていました。50年以上前に書かれた小説ですが、今の時代の流れを見事に予感したと言えるかもしれません。